注釈がある場合を除いて、このパッケージが定義するすべての関数はCommon Lispの相対物と同じ名前と呼び出し規約を持つ。
下記は、通常はEmacsとの衝突を避けるためCommon Lispから名前を変えた関数 の完全なリストである。それぞれ、Emacs名を得るためにCommon Lisp名に ‘*’を付加している。
defun* defsubst* defmacro* function* member* assoc* rassoc* get* remove* delete* mapcar* sort* floor* ceiling* truncate* round* mod* rem* random* last*
パッケージの内部関数と変数名は接頭辞cl-
がついている。Common
Lispからとられていない、接頭辞cl-
がついていない関数の
完全なリストは以下の通り:
member delete remove remq rassoc floatp-safe lexical-let lexical-let* callf callf2 letf letf* defsubst* defalias add-hook eval-when-compile
(これらの多くはEmacs 18ユーザへ提供されるEmacs 19機能か、remq
の
ように類似の機能との対称の理由で導入されるものである)
下記の単純関数とマクロはcl.elに定義されている; これらは cl-extraのような他の構成要素のロードを引き起こさない。
eql floatp-safe abs endp evenp oddp plusp minusp butlast nbutlast caar .. cddddr list* ldiff rest first .. tenth member [1] copy-list subst mapcar* [2] adjoin [3] acons pairlis when unless pop [4] push [4] pushnew [3,4] incf [4] decf [4] proclaim declaim add-hook
[1] これはEmacs 19互換関数であり、member*
ではない。
[2] 1個の列引数か2個のリスト引数のみ。
[3] :test
がeq
、equal
、または指定されていない場合
で、:key
が使われていない場合のみ。
[4] placeが単に変数名である場合のみ。